頑張りすぎるママ達へアラフィフからのブログ

子育て、仕事、夫婦、人間関係など様々な悩みがあふれる子育て世代のママへ、自分らしく頑張りすぎず、ワクワクな人生を生きていく為の方法を伝授していくプラン作りを目指します。

次男は泣き虫でいじめや退学・・・。

こんにちはー

雨もあがり、再び夏真っ盛りの沖縄です。

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前回三男の話をしましたが、今回は次男の話をしたいと思います。

次男は三男と違い、気が弱くよく泣く子でした。

三男が喘息をもち、毎月1週間ぐらい入院したり三男に手がかかっていたので

とても寂しい思いをしたと思います。

保育所に通っていたんですが、「保育所行きたくない」と大粒の涙を流し

夫と入院先の病院まで来ていたのを鮮明に覚えています。

そんな息子はなんでもやりこなすあまり手のかからない子供でした。

いつも私を喜ばせようと一生懸命で、とても気の利く優しい子でした。

 

中学1年の時にいじめにあい、

「もう学校には行かなくていい」

と息子に伝えました。ただでさえ気の弱い子なのに何かあったら・・・

と思い1週間は風邪で休むと学校に伝えました。

その後も学校からは何の連絡もなく、しびれを切らした夫は

学校に怒り、あわてて先生が3人ぐらい家にかけつけました。

その後、先生・いじめた子と親・を交え、なんとか解決し息子は

学校に行くことができました。

そのいじめた子は愛情不足が原因だったとわかりました。

息子はいじめられていることを自分からは絶対言わず、様子がおかしいと思い

何度も問い詰めやっといじめられていることを話してくれました。

子供って絶対言わないんですよ。親を信用してないんですね。

でも親が気づいてあげるしかないんですよね。

先生は何十人の子供を受けもっている、しかも中学は教科ごとに先生が変わるので

担任が一日中見ている訳でもなく、気づけるはずがないんです。不可能ですよね。

それを学校側の責任と問うのは私は間違っていると思います。

自分の子は親が守るしかないんですよね。

 

高校にも無事入るもののタバコ、バイク、深夜徘徊、授業妨害・・・などなど。

色々やらかしてしまい、高校2年生の時に退学になってしまいました。

そこの学校はポイント制でやらかす度にポイントが減り、退学というしくみです。

2年にあがる頃は次やらかしたら「退学」と言われていました。

2年の時に赴任してきた教頭先生が今でも忘れられません。

息子が退学と決まった時に、今後の人生の参考になればと

保育所で小さな子供たちと接する機会」

を与えてくれ、3日間息子は保育所にボランティア活動に行くことになったのです。

帰ってくると毎日クタクタでした。

子供たちから「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と、とても慕われていたようです。

教頭先生から毎日報告をうけ、その時、下の子を身ごもり妊娠9か月ぐらいだったんですが、

教頭先生は家まで来られ、

「お母さん毎日子育て大変でしょう、

 たまには手抜きでもしてください」

と弁当を二人分持ってきて下さいました。元気な赤ちゃんを産んで下さい、と。

手紙もいただき、教頭先生の思いはとても有難く感謝の気持ちでいっぱいです。

その時の保育所での経験が息子にとって前向きにさせられたと思います。

1年生の終わり頃、退学前の処分をうけた時は、なんで悪いことをする子を

排除することしか考えないのか、間違ったことを教育していくことも

大事じゃないのかと訴えましたが、聞く耳もたず、タバコを吸う子が悪いの一点張りで

子供の話をちゃんと聞き入れる学校にしてほしいと涙ながらに訴えました。

 ちょっとごくせんのヤンクミも入っていたかも(笑)

退学後はベイベーの世話を手伝い、バイトをしながらみんなが高校卒業すると

同時にお笑い目ざし、生まれた関西に戻って行きました。

そんな息子も24歳。結婚し12月にはパパになります。

お笑いの世界を目指していますが、今はパパになるので安定した仕事につき

頑張っています。

息子が中2の時に離婚し、関西から私の故郷である沖縄に転校し、

高1の時に再婚し、全くの赤の他人の私の旦那と同居するようになり、

辛いことたくさん経験したと思います。

全く言葉の違う所で最初は馴染めなくて、親を恨んだことも

何度もあるかと思います。

今でもよく言います。

「俺だからなんとななった、俺で良かったな」と。

息子には寂しい思い、つらい思いもたくさん経験させてしまったと思いますが、

これから子供が生まれ育てていく中で、きっと母の気持ちが少しでも

分かる時がくると思います。

私は常に前を向き歩いてきた、親としての役割は十分果たしてきたと

自負しているので後ろめたさはありません。

それも息子が経験して学び、自分の人生に役立てることだったと思います。

子供の頃に色々な経験をすると、大人になってからはつまずいても

すぐに立ち直れる人になっていくと思います。

子供の為にと離婚しない、再婚しないという選択をしていたら

間違いなく私は子供のせいにしてしまっていたでしょう。

つらい思いや経験はあとになって必ず自分の為になります。

何不自由なく過ごすほうが、大人になってからの人生で壁にぶちあたった時に

それを乗り越えていけるか心配です。

たくさん失敗して、たくさんの経験をすることが一番大事なことではないでしょうか。

息子には小学一年生からの夢だったお笑い芸人の夢を、いつか必ず叶えてほしい

と思っています。私もお笑いが大好きで何度も助けられました。

今話題の宮迫さん、亮さんにはこれからもぜひがんばってほしいです。

応援しています。お笑いは元気をもらえます。みんな元気になります。

いつでも人生楽しく、無理しない生き方目指しませんか。